これも週末の話。このご時世に、って感じだが、大学時代の友達らとご飯食べに行ってきた。
生け簀で魚を釣って食べられる居酒屋の、ざうお目黒店。
https://tabelog.com/tokyo/A1316/A131601/13150179/
魚が食べたかっただけで釣る必要はなかったんだが、話のタネにはなりそうだったので。
生け簀に泳いでたのは、アジ、鯛、ヒラメ、伊勢海老などなど。別に釣らなくても料理を注文して食べれるが、釣ったほうが安くなりますよというシステム。ちなみに釣った魚はリリースできないので必ず買い取ることになる。とはいえ、基本的にひっかけ釣りなんで、釣りたくない魚が釣れることはまずないからご安心を。釣りする場合は、竿代として100円かかる。
家族連れ客のキッズたちに紛れて三十路の男女ら3人がはしゃぐのはあまり端からは見たくないが、しかしせっかくだし、何か釣って刺身でも食べようということで、いざ鯛釣りに挑戦。
ひっかけ釣りなので、ひたすら針の上に来るのを待つしかない。何度かひっかけるものの、あまり深く刺さらずバラしてしまう。うう・・・無駄に傷つけてしまって申し訳ない・・・鯛・・・。養殖とはいえ、こんな生け簀に閉じ込められて何度も顎に針ぶっ刺される鯛のストレスは計り知れない。美味しんぼ第2巻の「活きた魚」を思い出すぜ・・・
半端な覚悟で合わせたらいかん!俺がひと思いにぶっ刺してこの生き地獄から救ってやるんや!タイミング見計って竿は「ビューン、ヒョイ」ですよ。
そしてついにヒット。なかなかのヒキで、さんざ水跳ね上げたあと、友達が持ってた網の中に自分から飛び込んで行った。
心なしか、鯛の方も全てから解放されたような顔をしている。
半身をお造り、残りをバターソテーにしてもらいやした。
ちゃんと責任持って最後まで美味しく頂いたぞ。ありがとう鯛、さようなら鯛。
デートにはどうか知らんが、子供連れて来る分には楽しい店かな。俺の子供の頃は、キャンプ場でイワナ釣って塩焼き食わしてもらってたが、こっちの方が手間かかんなくていいよね。しかも川魚って、飽きるんだよな、美味いんだけど・・・。