週末のことだけども、ビジネススーツを買いまして、今日引き取りに行ってきた。
前の職場は何年か前に内勤時私服OKに切り替わったので、あまりスーツを着る機会がなくなり、ほとんど捨ててしまっていた。今の職場は毎日スーツ出勤なので、何着か新しいのが欲しかった。
基本的に、スーツは消耗品だと思っている。俺の使い方とかケアの仕方が悪いのもあるが、いつも紳士服屋で3万前後のを買っても結局すぐパンツの方がへたれてくる。今回はもう思い切ってやっすいのを買って1年で着潰すぐらいで行ってみようと決めた。仕事がそれなりにできるようになったら、それなりのもんを買えばいいや。
ということで、紳士服屋ではなく、イトーヨーカドーへGO!セブンアンドアイのスーツとか試したことないけど、まぁ、服は服だし、びんぼっちゃまスタイルみたいに後ろ丸出しみたいなことにならなきゃなんとかなるべ。
とはいえ、一着5,000円とかのラインナップはさすがに不安になるよな・・・触ってみた感じは、まぁこんなもんかとは思うけど、だからこそ買ってみなきゃ分からない地雷があるような気がして身構える。
いろいろ悩んだ末、一着10,000円のラインに絞る。ちょうど2着購入で30%(総額)のセール中だった。ってことは実質1着7,000円。うん、着潰すにも、俺の身分相応のところならこの辺がちょうどじゃないか?
裾を合わせてもらおうと、店員のおじさんに声かけたら、あからさまに「こいつ金持ってなさそうだな」みたいな面倒くさそーな顔されたけど、事実なので反論の余地はない。なんでもいいからサイズ測ってちょ。
しかし、スーツってサイズのバリエーションが少ない・・・。店頭で一番小さいサイズでもウエストは74cmとかだが、健康診断時のナースさんによると俺の腹囲は62cmである。まあ実際はもっと腰に近いところでベルトするにしても、せめて70cmぐらいまでにしてくれないと巾着みたいになってしまう。
だいたいさ、スーツなんて欧米人が着る前提の服なんだからさ、タッパがあって肩幅ある骨格なら格好いいけど、こんなアジアの貧相なモンキーが背伸びして着るもんじゃないと思うんだよね。日本人中年男性のスーツ姿なんて7割方クソダサいだろ。と、なんでも欧米に倣うこの世のビジネスカルチャーに不満を漏らしつつ、とりあえず採寸を済ませてもらってレジへ。
レジに行ってお金払おうとしたら、レジのおばさんが「69cmでよろしいんですか?」と聞いてくる。
は?何が?
「69cm。股下。69cmでよろしいんですか?」
ああ、股下ね。いや、それを今さっきあのおっさんが測ったんでしょ?だったらそうなんじゃないの?と思いながら「はい」と答えたんだが
・・・
・・・69cm!?
それしかないの!?俺の股下!?
股下69cmのジーンズって売ってる?俺の身長は小数点以下四捨五入で169cmだぞ。足から上だけで1mあるってこと!?ドラえもんかよ。
驚愕の事実にレジのおばさんと目を合わせて「え〜〜!」と声を出してしまった。
怖くなったので一応、もう一度足を合わせてみたが、どうやらやはりウエストが緩いので股の位置が下がってしまい、そこで裾を合わせたために股下が若干短くなったみたい。うーん、まぁでも、どうせ本来のウエストの位置で止めて履けないことは明らかで、ベルトしても腰に引っ掛ける形になるから、変に裾がダボつくよりいいかということで、結局ドラえもん仕様で作ってもらった。
若干の誤差があったとはいえ、しかし俺の体の約6割を上半身が占めているのか・・・
連休明けの火曜からゴロゴロ〜ゴロゴロ〜。あ〜あ、牛乳飲んだら大谷翔平みたいな体格になんねーかな〜(ずん飯尾風)