• 雑な生き方を丁寧に記すブログ

卓、宅

競艇ボートが如く、台風14号が見事なターンを決めて本州から遠ざかっていく予報が出ているが、しかし関東は雨が続いているしとにかく肌寒い。土曜日ということもあって、朝は毛布をかぶってゴロゴロしていたのだけれど、インターホンで起こされた。

先日、お姉様に南無阿弥陀仏を説かれて以来、身に覚えのないインターホンを若干警戒気味だが、玄関先にいたのは運送業者のお兄さんだった。馬鹿でかく平べったいダンボール箱を見て思い出した。そう言えば数週間前、ネットでワークデスク注文したんだった・・・

ベットに座りながら折り畳み机を使い、PC作業も食事も勉強も完結させていたが、とにかく肩が凝ってしょうがないので、楽天市場でPC作業用の机を探していた。当時はまだ就活中で、バイト2、3回シフト入れればどうにかなるかという軽い気持ちでポチったが、その後すぐ内定、入社と慌ただしくなってすっかり忘れていた。入社してからは当然バイト入れないし、初任給が出る11月末日まで一時的な金欠に陥っている今の状況を考えれば、ちょっと安易な買い物だったな・・・

とは言え、買っちゃったんだから仕方ない。さっそく組み立て開始。組み立て自体は難しくなかったが、サイズがサイズだけに一人だとちょっと手間取る。独り身って悲しいね。

完成品がこちら。なかなかいい感じ。というか、ちょっと立派すぎたか?全然考えてなかったけど、これ、完成品の状態じゃたぶん玄関通らないぞ・・・。一人じゃ運べないし。まぁ、いいか。とにかく物自体は気に入っている。値段を考えてもけっこういい買い物をした。

ちなみにエアリゾームインテリアのmerrilyというL字デスクです。ご参考まで。

夜からは大学の同期数人と飯を食べる約束があった。一人が都内で新築マンションを買ったというので、そこで宅飲みしようという話だ。

宅飲みという響きが懐かしい。俺の大学は、陸の孤島と揶揄される秋田のど田舎にあり、学生も大半は大学敷地内のアパートに住んでいた。居酒屋があるようなエリアまではバスもしくは電車で行けるが、秋田の公共交通機関は夜がとても早い。よって酒を飲むと言えば誰かの部屋での宅飲みがメインだった。逆に終電を気にすることがないので、むしろ都会の学生よりもえげつない飲み方をしていたのかもしれない。友達、あるいは友達の友達、まぁ小さい大学なので皆ほぼ顔見知りみたいなもんだが、なんのメンバーだかよく分からない面子で、居酒屋のように周りの客に気を配ることもなく、アホみたいな会話で馬鹿騒ぎしていた。頻繁に。

大学を出て金を稼ぐようになってから、(安い)居酒屋での飲み方も覚えたが、やっぱり宅飲みの方が気が置けないし楽しかったと思う。この歳になると、ちゃらんぽらんは俺ぐらいのもんで、かつての学友たちは世界中に散っていたり、あるいは所帯をもったり、喜ばしいことではあるけども、もうあの頃みたいなバカな飲み方はできないんだと思うと少しノスタルジーに浸ってしまうのだ。

ま、それはそれとして、Komaの建もの探訪。さすが新築だけあってキレイだった。しかも最寄駅から徒歩数十秒。駅が近いというか、駅のホームが近い。当の本人は、周りに飯屋のバリエーションが少ないのがどうのこうのと言っていたが、全然そんなことないだろ。あれでそんなこと言ってたら、和光市駅に住まわせたら餓死するんと違うか?

それにしても、マンション購入かぁ。俺個人としては、縁さえあれば世界のどこでも住みたいと思ってるし、どこかに根城を構えるよりかは風来坊的な生き方に憧れるタイプなので、持ち家を所有するつもりも金もないのだけれど、しかし単純に、「自分の家がある」っていうステータスはかっちょいいよなぁ。

久々の宅飲みは、やはり気楽で良かった。遠方にいる別の同期らと電話したり、最終的に電話と電話を対面をさせて会話させたりで混沌としていたが。そんな具合もまぁ懐かしい。

帰りの電車で聴いてた曲は、とんねるずで「大人になるな」

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