• 雑な生き方を丁寧に記すブログ

貧乏人の英語学習

改めて英語の勉強頑張らなきゃ、と少し前の記事で書いたと思うが、今回は俺の学習法について。と、言っても別に偉そうにアドバイスするつもりとかではなく、むしろ良い方法があったら俺に教えてほしいくらいなんだが。

そもそも現時点でのレベルとか、使用目的によって英語の勉強方法って各々変わってくるもんだと思うので、参考までに俺の英語に関するバックグラウンドを共有しておく。

授業を全部英語で行うという、少し特殊な秋田の小さい大学の出身だが、TOEICスコアは900点に達したことがない。そもそも、最後に受けたのが7年前なので、今受けたらもっと下がってるかも。一応、ニューヨーク(州)の大学に一年だけ留学し、アメリカ一周の一人旅もなんとか生き延びて帰ってきているので、最低限の日常会話くらいはできるつもりでいる。

前職で東京に転勤になってからはずっと海外事業に携わっていて、読んだり書いたりする分にはさほど難はないが、苦戦するのは電話で会話(主に喧嘩)する時。頭で理解していても口がついていかない。特にシンガポール人の英語を聞き取るのが苦手で、いつも受話器を挟んでバトルをしながら互いに「こいつ何言ってんだ・・・?」状態になって終わる。

というわけで、俺に関して言えば、文法がどうとかというよりスピーキングとリスニングに重点を置きたい。それを踏まえて参考までに読んでほしい。もっと言えば、俺の勉強法の前提は「お金をかけない」ことと「すきま時間でできる」ことだ。何故なら貧乏でサラリーマンだから。金がある人は使った方が絶対いい。好きなだけ勉強できる学生は効率なんか度外視で惜しみなく時間を使うべき。

前にもチラッと触れたが、メインで使っているのはBBC Learning Englishの6 MINUTE ENGLISHというコーナー。大学時代の基礎英語の授業で教材として使っていたんだが、今でもお世話になっている。

https://www.bbc.co.uk/learningenglish/persian/features/6-minute-english

BBCアナ2人が、国際的な事実トピックに関して会話をする中で、英単語や英語表現を紹介してくれる音声教材。何故これを使っているかというと、

1 無料だから
まずコレ。この6-min-Engの他にも、BBC Learning Englishには英語レベルに合わせた教材がたくさんあるので個人的にかなりありがたいサイトだと思う。

2 新しい記事が更新される
無料なのに!常に新しい題材に触れられる。(1週間に1回くらいのペース)買い切りのCD教材より嬉しい。

3 長さ、形式が統一されている
定期的に新しいトピックを提供してくれるだけでなく、6分という尺とフォーマットが統一されている。すきま時間で継続的に勉強しようとするとコレって結構ありがたい。

4 スクリプトがある
“Takeaways”の欄から会話の原稿がPDFでダウンロードできるのでありがたい。(スマホの場合はページのけっこう下部の方まで行かないと気づかないかも)。使い方については後で触れる。

5 Podcastでも聴ける
音声だけならWebページだけでなく、Podcastでも聴ける。つまり、スマホでバックグラウンド再生も可能なので通勤時とかに重宝する。Podcastを使ってなくても、Webページからオーディオファイルのダウンロードもできるぞ。

6 難易度がちょうど良い
まぁ、これは人によるかもしれないが、6-min-Engは中級レベルの教材なのであまり難しくない。しかし難しすぎると、時間効率が悪くなったりする。詳しく後で触れる。

7 発音が綺麗
BBCだし。

と、理由はこんな感じ。

で、どんな風に使っているかというと、

まず、通勤の間にPodcastで聞き流す。とりあえず聞き流すだけ。満員電車の中で常にスマホ凝視するのは疲れるし迷惑だし、この時はスクリプト見たりはしない。特に今は個人的に別の勉強もしなきゃないので、耳で英語聴きながら目では基本情報技術者試験の参考書読んだりしてる。ただの耳ならしくらいの感覚。

仕事終わって帰宅して、冷凍しといた白米をレンチンする間にもう一回スクリプトなしで聞いてみる。今度はなるべく頭で内容を追いながら。聞き取れない部分があったら少なくともその箇所は意識しておく。聞き取れるけど意味が分からない単語とかがあった場合はどっかにメモしておく。さっき中級レベルと言ったが、あまり難しい内容すぎると、この時メモだらけになって後々大変になるので少し易しいくらいがちょうどいい。

夕食後すぐだったり、次の日に回したりする時もあるが、今度はスクリプトを見ながら聞いてみる。理解できなかった箇所を重点的に注意しながら。分からなかった単語や、ちょっと不安な単語は辞書で調べて単語帳を作る。

ちなみに単語帳はiPhoneのWordHolicというアプリを使っている。
(参考:https://www.langholic.com/wordholic
別にこれじゃなきゃいけないことはないけど、PCで編集したcsvファイルを取り込んで自動生成してくれたり、音声読み上げ機能があったり、フォルダ編集ができたりとかが気に入っている。他にもいろいろアプリはあると思うので参考までに。

iPhoneで管理してる単語帳はいつでも見返せるので便利。単語帳は、裏面は和訳だけでもいいが、余裕があるなら類義語辞書で引いたシノニムの英単語を書いておくのがオススメ。

ここまでやってると、また次の日通勤時に聞き流してるだけでもだいぶ内容が頭に入ってくるようになると思う。そしたら今度は帰宅した後、スクリプトを見ながらオーディオと一緒に音読する(2階の住人に床ドンされない程度に)。6分喋り続けるとだいぶ体力使うけど、まぁトレーニングとしてはいい塩梅。余裕があれば何回か繰り返す。

そのまた次の日はスクリプトなしで、オーディオに輪唱するような感じで音読する。特に初め聞き取れなかった箇所を意識しながら。あとはそんな具合で、聞き流し→輪唱→単語帳ペラペラをサイクルさせていたらまた新しい記事が更新されているのでまた繰り返し、みたいなイメージ。

がっつり机に向かうわけじゃないので、とにかく語彙力を増やしたい人とか、グラマーに不安がある人にはあまり効果的じゃないかも知れないが、俺の場合はとりあえずこれで仕事と合間でなんとかやれてる。お金もかかってない。

本当のこと言うと、桐谷美玲がCMやってるサブスクのアプリとかすごく興味あるけど・・・どんなもんなんだろね。誰か画期的な方法あったら教えてくり〜。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です