卒業

世間はいわゆるシルバーウィークという奴だが、無職になると祝日のありがたみが感じられない。金だろうが銀だろうが、銅でもいい、ってやつだぜ。バイトのシフトも入れられなかったし、特に出かけるでもなく、金もないのでただただ部屋で参考書など読みながら時間を潰していた。

さて、オンラインのプログラミングスクール、TechAcademy Javaコースの受講期間（90日）が昨日で満了した。（転職サポートの方は継続中）

結論から言って、受講して良かったと思う。Javaコースとは言っているものの、実際にWebアプリケーションを構築するまでに必要になる周辺知識も同時に学習するので、HTML／CSS、データベース／SQL、GitHub、Hibernate等のフレームワークとかに関しても基礎的なところは身に付けることができる。いざ自分で作ったアプリケーションとか動かしてみると、３ヶ月間でも結構できること増えるもんだなと我ながら思ったりする。

値段のことを言うと、俺は転職サポート込みで30万近く払っているわけだが、これの高い安いは捉え方次第かと思う。今はネット上にいろんな知識や教材がゴロゴロ転がってるし、このコースで学んだ知識ももしかしたらもっと安く、あるいは無料で見つけられるものかもしれない。ただ、それでも初心者が今の自分に必要な知識を自分で見つけ出すっていうのは相当手間だし、順序立てて体系化された教材ってのはやっぱり貴重で価値があるものだ。まぁ、「金を払ってる」ってことが学習姿勢に繋がるってのも少なからずあるし。

あと、質問とかは24時間チャットサポートで受け付けているし、定期的なメンタリングもある。この辺は無料じゃ得られないところだ。俺の場合は特にメンターの人がいい人だったので助かった。やっぱり、独学だけじゃ行き詰まった時そのまま挫折ってことも往々にしてあるし、メンタリングがあるからケツを押されて進められるってのもある。

何にせよ、こと知識に対しての対価ってのは、学んだ「後」で決まるもんだと思う。30万の価値を得たか否かじゃない、俺が30万の価値を生めるか否かが問われているだけだ。活かすも殺すも、結局は自分の問題。金をドブに流さないためには・・・とりあえず今週の面接、気合入れていくぞ！