11月9日に発売された、Steam版の「龍が如く7 外伝 名を消した男」をプレイしやした。
で、クリアしやした。
あくまでも「7」の外伝ってことで、ボリューム的にはシリーズの中でも控えめだし、コンプリート要素も易しめ。
難易度Professionalで始めたけど、プレイ時間40時間程度で実績を100%アンロックしてしまった。ストーリークリア後に最高難度モード開放というのがシリーズ恒例だったけど、今回はそれもないみたい。
でも内容は悪くなかったぞ。なにより、久々に桐生さん主人公のアクションバトルだし。
「7」本編に続き、来年リリースの「8」もRPGのコマンドバトルになってるけど、俺にとっての龍が如くはやっぱりアクションバトルよ。
ナンバリングを重ねる度に人間離れした強さを見せてきた桐生さんが、今回はハイテクガシェットを手にして遂にスパイダーマン化してしまった。
反則では…?
この新しいバトルスタイルに慣れるまで多少時間がかかったが、扱いのコツを覚えると結構楽しい。でも本当にむかつく敵に対しては結局いつもの堂島の龍スタイルでボコボコ殴りまくるんだけど。やはり
ゲームの仕様上、ストーリークリアはともかく、コンプリート要素まで網羅するためには、何度もファーストサマーウイカに話しかけることになる。ゲーム中でも謎多き女という役どころだったが、テレビを持たなくなって久しい俺は、そもそも彼女が本当に何者なのか知らない。
名前は聞いたことあるけど何をやってるのかは知らない…それがニッシンボーとファーストサマーウイカ。でもゲームを通して声は覚えた。
今作はキャバクラが実写に!モデルはオーディションで選ばれた女優やモデル、ライブストリーマーなど5名。
うーん…龍が如くスタジオとしても、出演者としても、双方にとってプロモーション的な側面でこの実写システムが効果高かったんだろうけど…まぁ、悪いとまでは言わないが、一つ欠点がある。キャバ嬢の3Dモデルがないので店外デートできないということだ!過去作のように、ダーツやカラオケみたいなミニゲームの対戦相手としてキャバ嬢を呼び出すことができない。まぁ、その辺の役回りも今作はファーストサマーウイカがカバーしてたんだけど。
キャバクラのシステムとしては「5」のが個人的に良かったんだけどな。またあれに戻してくれないかな。
ストーリーの方は相変わらず、
何より、久しぶりにラスボスが良かった。桐生さん主人公のナンバリングでいえば、「1」~「3」のラスボス戦は激熱だったのに対して、「4」~「6」は頭にクエスチョンマーク浮かべながら戦ってたからな…。なんで俺は今こんなやつと半裸で殴り合っているんだ…?と悲しくなるラスボスが続いていた…。
それと比して、今作はちゃんと半裸で殴り合いたくなるような相手だった。燃えたぜ。
そしてエンディングは…泣いた。マジで。シリーズ通してやってきた人なら皆泣いちゃうんじゃないだろうか。どうか報われてほしい、桐生さん…。
そんな桐生さんも、次回作「8」の予告では癌を患っていることが明言されている。人生最期の闘いと銘打たれているが、本当に死んでしまうのん…?スタミナンロイヤルとかで回復したりせん…?
とりあえず1月まで発売を待つぜ。