最近、行きつけの居酒屋があるのだす。
居酒屋といっても、女店長が一人でやってる店なので、規模的に小料理屋というのが近い気もする。
自分も含めたほとんどの常連客は、店長かあるいは居合わせた他の客との会話を楽しむために通っている部分が大きいので、利用用途としてはほぼスナックとも言える。もちろんカラオケは無いが。
ママ、もとい店長はねっちさんと呼ぶ。バイトも雇わず一人でキッチンとサーブをテキパキこなしつつ、客から奢られた酒はしっかり飲み干すという、優れた技量と肝臓を持ち合わせた店長である。歳は俺とだいぶ近い。
初めて入ったのがせいぜい3か月くらい前だが、ここのとこ週1~2回くらいのペースで通ってしまっているので、だいぶ顔なじみも増えてきた。リモートワークするようになって以来なんとなく感じていたことだが、人と話すことに慢性的に飢えているのかもしれない。実は根本的におしゃべりなこまちゃん。
とりわけ、出勤して同僚と話すとの違って、仕事もバックグラウンドも年齢も違う人たちと駄弁るのは新鮮で楽しい。客層からして、だいたいは自分より年配のおじさまやお姉さまと話すことが多いが、最近は年下のニューカマーたちにも何人か出会った。
そして最近よく思うのが
若い子と話してると元気が出るなぁ…
ということ。
そして自分がもう言うほど若くないことを再認識する。白ホッピーが何故かほろ苦い。
まぁでも実際、自分の歳について正しく認知するっては大事だし、そのためには自分より若い世代としっかり向き合うのがきっとマストなんだと思う。とりわけ、俺みたいな独り身だと子供が生まれるわけでもないし。自分の若かった頃の価値観に凝り固まってるほどダサい歳のとり方はないから。
席少ないから、回転に気を遣わなきゃと思いつつも、いつも7時前から飲んで11時くらい駄弁っちゃうんだよなぁ。今週もう行ったのに、また行きたーい…。
ほどほどにしましょう。