この前の土曜日は、前職の同僚とお花見(という名目の飲み会)に行ってきた。前職の同僚と言っても、集まった6人集まったうち、自分を含めて3人は既に転職済みなので半ば同窓会みたいなもんだが。会うのが退職して以来の人もいて懐かしかった。
四ツ谷駅で待ち合わせしていて、ちょっと早めに着いたので改札前で時間を潰していたら、スーツを着た若者たちとその父兄と思しき人たちがゾロゾロと列を成して地上へ出て行った。何事かと思ったが、そうか4月1日か。上智大学の入学式だろうか。新生活、いいなぁ。
四ツ谷から1軒目の会場の飯田橋まで、川沿いの桜を眺めながら散歩。秋田の県北出身の俺は、社会人になってから東京に出るまで「桜は5月の花」という認識でいたので、桜=入学式というイメージはいまいちピンと来ていなかったのだが、なるほど、生まれて初めて新入学生と桜を同じフレーム内で捉えた。
もともと、花より団子を地で行くような人間なので、桜をまともに愛でたこともないが、しかしタイミング的にはかなり丁度よかったんでないだろうか。天気も良かったし、色も良く映えて壮観な並木だった。
とか言いながら、ブログに貼る写真の1枚も撮ってやしないが。まぁしかし、刹那的な美こそが桜が日本人に愛される所以であるからして、それを写真に収めたところで、それはそれで無粋なもんではないだろうか。そういうことにしておこう。
結局、12時半からランチがてら飲み始め、その後コンビニで買った缶ビール片手に河川敷に移動したり、別の居酒屋にはしごしたりして、気づいたら18時近く。久々にけっこうな量飲んだなぁ。昼から飲むとどうしてこう眠くなるんでしょう。単に俺が弱くなっただけかもしれんが。
まぁ、とにかく、楽しかった。前の職場のあれやこれも、辞めて他人事になったら純粋に笑い話と聞けたりする。まぁ、当人たちはいろいろ苦労もあるでしょうが…。またそのうちやりたいね。