寝耳に

朝起きて携帯見たら母親からメッセージが来ていた。AM5時に連絡なんてあまり良い予感しないぞ。

恐る恐る開くと、妹が元気な男の子を無事出産したとの報告。

なんだぁ〜、良かった〜。俺の親も比較的若い方とはいえ、いつ何あるかなんて分からんし、急に連絡があると身構えてしまうわ・・・。

って、

はぁああん！！？

生まれたって何！？妊娠してたのすら知らなんだが？？

そんなマイクラみたいに急にポコっと増えられましても。さも当然のように報告されたけども、経過で伝えるもんじゃないのか、そういうのは。まぁ、家族とあまり良い関係が築けていないとこういうことはよくある。曾祖母とか伯祖父が亡くなったという話も、たまたま帰省したタイミングで「そういえば何ヶ月か前に・・・」って具合で伝えられたし。何ヶ月か前って何だよ。案外、本当の不幸事の時は俺に連絡なんて来ないのかもしれない。

まぁ、とにかく。無事に生まれたなら何よりである。そうかぁ、まだ一度も会わないうちに、姪っ子はお姉さんになったのか。ちょうどどっちも早生まれで歳も学年も２つ差になるな。俺と妹は歳が７つも離れているので、少し羨ましい気もする。７歳違えば、小学校すら同時期には被らない。妹が小学校高学年になる頃には、俺はもう高校生で、家に居たくないから学校に篭るという逆ヒッキー生活を始めていたので、ろくに顔も合わせなかったしあまり会話をした覚えがない。そもそも世代が違うから話すトピックもないんだよな。

２歳差なら、中学も一緒に通うことになるし、喧嘩もするだろうが話すことが多くて楽しそう。ないものねだりでしかないのだが、俺も２つ上の姉とか欲しかったな・・・。ちょうど中学１年の男子なんて、だいたい先輩女子に憧れるもんだし（偏見）、２つ上の学年に美人な姉がいる同級生とかすごく羨ましかったからな。まぁ、いざ実際にいたらそこまでろくなもんじゃないんだろうが。

そういうわけで、知らぬ間に甥っ子ができていた話。名はまだない。