2月14日はバレンタインデー。スーパーに行けば催事売り場は作られてるけど、昔ほどチョコのイメージはなくなったよなぁ。今の時代は女性が男性に渡すっていう固定観念も古臭くなってきてるようだし。
「日本のバレンタインは製菓会社のマーケ戦略が云々〜」というのは、チョコをもらえない倒バレンタイン文化の志士たちによって散々喧伝され続けてきた文章であるが、俺はずっと疑問に思っていたことがある。チョコを売るためのイベントなら、なんで初めから男女で贈り合せるようにしなかったんだろうか?
まぁ、日本の場合はホワイトデーというのもあるけど、それはバレンタインが「女性→男性」であることありきの後付けみたいなもんだろ?俺が企画者なら、初めから本来の文化よろしく男女にプレゼント交換させた方が単純に2倍儲かると考えてしまうが。
気になったので、wikipediaで日本のバレンタインの起源について調べてみた。それによれば、日本にバレンタインが定着したのは70年代だが、企業による販促取り組みは戦後割と間もない頃から続けられていたらしい。当時の日本はそもそも男性から女性へ贈り物をする習慣がなく定着しなかったが、女性にターゲットを絞ったあたりから流行り出したらしい。ふーん・・・ナローマーケティングってやつなのか?面白いと思ったのは、日本におけるバレンタイン=チョコ文化の仕掛け人とされる原邦生の考案したキャッチコピー。
「一年に一度、女性から愛を打ち明けていい日」
なるほどー。確かに、敢えてターゲットを絞ってでも、より具体的なシチュエーションを提示した方がイベントの特別感が出る気がするな。それが当時の日本のジェンダー感にピタリハマったということか。単に「大切な人同士で贈り合え」ってのは、考えてみれば中元歳暮と変わらんし・・・。やはり凡人にコピーライティングは無理やな。
今の時代はもう男女の在り方が変わっているのだから、バレンタインの様式も変化して然るべきである。10年後のキャッチコピーは「一年に一度、男性が女性に逆らってもいい日」とかになっているかもしれない。まじで。今から”NOT GONNA TAKE IT”グッズでも企画して準備しとこうかな。
しかし世の男女の在り方がいくら変わったとて、今も昔も、俺がバレンタインと縁がないという事実は不変で揺るぎない。数年前なつみちゃん(キャバ嬢)に貰ったレクラが最後か・・・。ま、そうでなくたって、人に会わないこの時勢ですもの。仕方ない仕方ない・・・。
・・・が、何か忘れている気がする。
なんだっけー、なんだっけー・・・と仕事のMTG中も気になって仕方なかった。
何か予定入れてたっけ・・・と、iPhoneのカレンダーを開いてもそれらしい記載がない。
友達の誕生日だったかな・・・と、Facebookを開いても特に近しい人のそれではなさそう。
あ!!
姪っ子(未対面)の誕生日だ!!
やっと思い出したこの時すでに23時である。あーあ。結局今年も何も贈らなかったな・・・。まぁ、まだ2ちゃいですし、来年でいいか・・・。
しかし、ふと思い出したのは、去年の自分の誕生日に友達がLINEギフトでミスドのクーポンくれたんだよね。「今時はこういう贈り方もあるのかー」とおっさん丸出しで感心したんだけども。あれなら今からでも妹に贈れるのでは?と、LINE開いてカタログ見てみた。2ちゃいならポンデリングぐらい食べれるんじゃないだろうか。
だが、ここですごく重大なことに気づく。
(・・・そういえば鹿角市、ミスドねえわ・・・。)
ミスドでクーポン使うためだけに大館市まで行かせるなんてダサすぎる。田舎者だと思われちゃう。(紛れもなく田舎者だが)
ミスドはダメだ。他の提携企業・・・
マクドナルド・・・ねンだワ。
スタバ・・・あるわけねンだワ。
上島珈琲店・・・あったとしても絶対やらねー!!
ダメじゃん。外食クーポンは全く使い物にならん。オラの村には店舗がねぇ!
ふつーにAmazonギフト券とかにするかぁ?金送ってるみたいで味気ないが。一応他のももうちょっと見てみるか・・・と調べていたら、既に0時を回っておりました。バレンタインバースデー、終了。
ま、いいか。何贈ったところで、妹が「こまおじたんからよー」と説明しても2ちゃいには伝わるはずもなく。なにせ、そもそも一度も会ったことねーし。お盆に帰るとして、その時におもちゃでも買ってやろう。お絵描きボードとか。俺の人生の原点は「アンパンマン おえかきボード」だからな。・・・さすがにもう持ってるかな?