もともと身だしなみがルーズな男ではあるが、在宅ワークになってからはさらに気を遣わなくなり、散髪するのも年に3〜4回の頻度。最後に切ったのは9月上旬頃だと思うが、さすがに頭が重くなってきたし、シャワー後の乾きも悪い。
久々にりっちゃん(指名のスタイリスト)に会いに行くか・・・。在宅で人と会話する機会が減った今では、もはやキャバクラ感覚で美容室に通う俺である。その割に3ヶ月に一回しか通わないあたり、ずいぶん羽振りの悪い細客だが。
本人はキャバクラ気分でも、いざ着席して散髪する様子はどちらかというと羊の毛刈りのそれである。相変わらずの毛量に慄くりっちゃん。
チョキチョキしながら、「パーマあてるのはダメなんですか?」と聞かれた。
え、パーマ・・・?ダメというか、生まれて一度もかけたことないけど・・・。
「お客さん毛量多いし、ものすっごい直毛だから・・・少しパーマかけたらちょっとはスタイリングしやすくなると思うんですけど・・・」
ほーん。そんなもんなんか・・・。まぁ、鏡の前で髪型整える機会なんて年に数えるほどしかない俺なのであまりメリットを享受できるとは思わんが・・・しかし人生で一度くらいパーマネントをあててみるというのは一興かもしれない。「いつまでも あると思うな 親と髪」って言うしな。
次回の散髪時にでも検討してみるか。りっちゃんの客単価アップに繋がるなら・・・。
さて、頭もスッキリしたところで、仕事の方も年納とプロジェクトリリースに向けてスパートかけていきたいところではあるものの、こっちの方はなかなかスッキリしない。
俺が基本設計して海外の下請けに開発を委託した機能が大幅にスケジュールをビハインドしている。海外委託というのはプライムベンダーの都合だが、これがどうにも難儀だ・・・。
言語のコミュニケーションで障壁があるというのも一つだし、そもそも向こうの開発者のレベルが必ずしも高いわけではないようだ。例えば設計書から開発対象がどういう機能なのかということを読み取ることをしないので、極端な話、一語一句コードをこっちから伝えてやらないと望んだ成果物が上がってこないレベル。日本で開発してるのと変わらん・・・!こっちもこっちで手が回らないから委託しているのであって、まったく意味がない。他のモジュールの開発でも似たような事態が起きているようだが・・・。
立つ鳥はなるべく後を濁していきたくないものだが、残り2週間で精算仕切れるのか大いに不安な状況。俺にクリスマスはこないかもしれん・・・。