連休なのに
何もやる気が起きん。
4月のうちは、どこか旅行にでも行こうかなんて考えてもいたものの、連休とはいえ微妙に仕事があるし、PC持って遠出するのは気分的にもコンプラ的にもよろしくないので、結局ずっと家に籠っていることに決めた。
簿記の受験勉強やらABAPの資格勉強やら、いろいろやらなきゃと思いつつも、なんだか妙にやる気が出なくて、ベッドでごろごろYouTubeサーフィンしながらものすごいペースで時間を浪費している。
この頃はもう、いろんなYouTuberが「ChatGPTで遊んでみた」的な、AIを使った企画動画を挙げてるけど、最近見たのでおもしろかったのがこれ。
AI搭載のボイスチェンジャー、RVC(Retrieval-based-Voice-Conversion)の体験動画。
AIとかメタバースとかのことに関しては、おめがシスターズの動画を追ってれば大まかなトレンドを追える。
普通のボイスチェンジャーは、使用者の声を加工して別の声にする。一方で、RVCは、再現したい声をAIが学習して、使用者の言葉をその声に変換する。使用者の地声に依存しないわけだから、誰が使っても特定の誰かの声になれる。まさしくコナンの蝶ネクタイ型変声機の領域。すげえ。
そのうちSiriみたいな対話型AIの声も、好きな声優の声にカスタムできるようになったりして。カップラーメン作るたびに神谷明さんに3分タイマーセットさせるのも気が引けるが。
もしかしたら100年後も、野沢さんと堀川さんの声でドラゴンボールの新作アニメが放送されてるかもしれないな。その時には脚本も作画もAIになってそうだけど。
しかし、動画内でも言及されてるけど、悪用されるリスクも相当無視できない。別人の声の「オレオレ」ってだけで騙されるジジババがいるんだから、声まで真似られちゃいよいよ危ない。流出を防ぐべき個人情報は、住所や名前のみならず、自分の声も含まれる時代になったのかもしれない。
レイちゃんの言うように、合言葉を決めておくというのは古典的だけに良い対策かもしれない。少なくとも、田舎の家族が詐欺に遭わないか心配なら、「風」といったら「谷」ぐらいの取り決めをしておいた方がいいかもしれないが、そもそも詐欺にひっかかるレベルのジジババは合言葉すら覚えられないかもしれないな…。
とにかく、ものすごい速度でAIは学習している。
俺もこうやって無意義にGWを過ごしている間に、AIに仕事を奪われる日が近づいているのかもしれない。がんばって勉強しよ。